ペットボトルのミネラルウォータに毒性リスク
ペットボトル詰めのミネラルウォータには、有毒なアンチモンが溶け出し、増え続けている
とドイツの地球科学者が警告しているそうです。
ペットボトルの材料は、合成樹脂(プラスチック)の一種のポリエチレンテレフタラート (PET)だそうです。
以下引用
ドイツのハイデルベルグ大学のショーティックBill Shotyk氏は、ヨーロッパとカナダ産のミネラルウォータを調査し、The Journal of Environmental Monitoring 誌1月号に発表した。
カナダ産のポリプロピレンボトルの中の飲料水は、8.2pptのアンチモンだけを含みましたが、ペットボトルにつめられた飲料水には、最大375pptのアンチモンが含まれていました。
三ヵ月後、このカナダ産のペットボトル詰め飲料水には、626pptのアンチモンが含まれていました。ペット(PET)は、アンチモン触媒を使用することで作られています。
シューティック氏らのグループは、超敏感な分析設備を使用して、カナダの同じ地域の地下水を調べました。彼らが確認したアンチモンレベルはとても低く-2 pptでした。 これまでののレポートは平均300pptでした。
カナダ産のあるミネラルウォータの原水は2.2 pptでしたが、ペットボトルに詰められて冷蔵庫に保存した37日後には50pptとなり、ペットボトルにつめて室温で保存した6ヵ月後には、566pptとなりました。
地下水の中のアンチモン値を正しくに測定することができるかどうかが問題ではありません。水源の土壌がアンチモンで汚染されるということでもありません。ペットボトルの中では、アンチモンが絶え間なく水に溶け出すのが問題だと、シューティック氏は訴えています。
ビン詰めの水のアンチモンレベルは、米国環境保護エージェントの最大の汚染レベルより低いです。
アンチモンは、工業材料として多岐にわたる用途に用いられているが、人体に対して毒性の疑いがあることから、徐々に使用が控えられる傾向にあります。急性の毒性ではヒ素より毒性は低いが、慢性の毒性ではヒ素より毒性が高いともいわれます。
日本では、水道水質基準には含まれず、水質管理目標設定項目として、0.015mg/l (=15000ppt) 以下となっています。以前は水質基準として0.002mg/l以下(=2000ppt)とされていましたが、平成16年に変更されました。理由は???検出されるアンチモンの濃度が上がってきたためという方もいます。
水質管理目標設定項目は、現在まで水道水中では水質基準とする必要があるような濃度で検出されていませんが、今後、水道水中で検出される可能性があるものなど、水質管理上必要とされる項目です。
非常時の保存用のペットボトル飲料水も、あまり長期保存はしないほうが良いかもしれません。こまめに新しいものと入れ替えたほうが安全かもしれません。特に、飲み水はすべてペットボトルのミネラルウォータにしている方や、ペットボトル飲料をたくさん飲む方は気をつけたほうがよいかもしれません。
引用終わり
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